平社員は給料上がらないのに責任が重いだけ?出世しなくてもメリットはあるのか

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長年勤め続けても、なかなか給料が上がらないばかりか、昇進の機会もまったく訪れないという状況に悩んでいる方は少なくないでしょう。しかも社員として働いている以上、パートやアルバイトと比べて責任が重いのは当然ですが、その分の報酬や評価が伴わないと感じることも多いことと思います。

実際、私自身もそのような状況に身を置いている一人です(汗)。社歴は20年以上あり、自分では仕事ができる方だと思っていますが、病気をきっかけに他の部署に異動になってからというもの、昇進の見込みはなくなってしまいました。

たとえ最低賃金が引き上げられても、自分の給料には反映されず、責任だけが増していく一方です。しかも、正社員である以上、責任の重さに加えて日々の業務も増え続け、忙しさが増すばかりです。

こうした現状に直面すると、働き甲斐を感じることが難しく、仕事に対してのモチベーションも下がってしまいます。このまま昇進の機会が訪れることなく、定年を迎えてしまうのではないかという不安が頭をよぎりますし、定年退職となった後の生活を考えると、不安や虚しさを感じざるを得ません。

ですがこの先別の仕事を探すというのも正直きついところ…ならば、昇進しなくても長年勤めている会社で平社員という立場でいるということに対して、何かメリットがあるのか?考えてみたいと思います。

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【平社員】とは何か?について解説

まず【平社員】という言葉について説明しましょう。

平社員とは、会社内で役職や肩書を持たない社員のことを指します。簡単に言えば、一般の社員やスタッフを指す言葉です。

そもそも「平」という言葉には、「普通である」「標準的である」といった意味が含まれており、例えば、休日ではない通常の日を「平日」と呼ぶのも同じような意味合いです。

このことからもわかるように、平社員という言葉は、組織内で特別な役職を持たない社員を指す言葉として使われています。

ただし、平社員であっても、正規社員であることには変わりありません。したがって、パートやアルバイトと比較すると、その責任は格段に重いと言えるでしょう。私自身も平社員として働いていますが、パートさんたちよりも大きな責任を担っているという自覚を持ちながら業務に取り組んでいます。

ちなみに、私が以前営業職に就いていたときは「主任」という役職を持っていましたが、病気をした際に現在の内勤部署に異動となり、その際に役職も失ってしまいましたので、現在はただの平社員として働いています。

そのため、私より後に入社した社員が私よりも上の役職についていて無責任な行動を取ると、正直言って腹立たしく感じることもあります(苦笑)。

平社員は気楽!?精神的メリットについて

正直なところ長く勤めていると、ずっと平社員のままでいることには少し虚しさを感じることがあります。また役職がないということは、給料もそれに応じて低いままで、増えることもほとんどないといっていいでしょう。

これ以上の昇進や給料アップが見込めない、でもやめるわけにはいかない状況であるならば、いっそのこと、【平社員】という立場をむしろ楽しむという考え方もあるのかもしれません。

たとえ平社員であっても、社員である以上、それなりの責任はあります。しかし、自分より上の役職にいる人たちが存在することで、重要な決断を自分で下したり、最終的な責任を取ったりする必要がないという利点があります。

これは私の経験からも言えますが主任だった頃は、営業所長に次ぐ役職にあったため、その責任は非常に重いものでした。ミスがあれば自ら率先してフォローし、従業員の教育も中心となって行わなければなりませんでした。

しかし、今はただの平社員となったことで、そのような重圧から解放されました。

例えば、ミスをしても、フォローされる側になり、トラブルが起きた時も、最終的に対処するのは上の役職の人たちです。正直なところ、精神的なストレスが減ったと感じています。

長年勤めてきたことへのプライドもあり、平社員に降格された当初は苛立ちを感じていましたが、今ではその精神的な楽さを実感し、平社員としての立場も悪くないかもしれないと思う今日この頃です。

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