「本当は『やればできる』可能性を秘めているのに…」と考えること、ありませんか？
才能は十分に備えているものの、当の本人にやる気が起きないことから、結果足手まといになる人っていますよね。
そこで今回は「実はできる人」と呼ばれがちな、人々の典型的な性質をいくつかご紹介します。
「やればできる」と評価される人たちの共通する5つの性格
「やればできる」と評価される人には、性格的な特徴がいくつか存在します。以下にその特徴をご紹介していきます。
面倒を避けがちな性格
「やればできる」と言われる人は、本来の才能や可能性を秘めながらも、行動を起こしません。煩わしい作業や複雑な問題から逃れ、簡単な道を選びます。
すぐに心地よさを求め、真剣な努力をしたり、課題に取り組んだりすることを避けるため、他人からは「実力があるにもかかわらず」と見なされがちです。こうした人々は何に対しても煩雑さを感じ、やる気を失う傾向にあります。
面倒なタスクや難題に挑戦するには精神的な労力が必要ですし、報酬や成果がすぐには見えないことがモチヴェーションの減退につながるため、たとえ実力があってもそれを行動に移すことはありません。
向上心の不足
やればできると言われる人々の中には、向上心がないという特徴が見られます。
自己成長やスキルアップに対して無関心であり、今のままで満足している傾向があります。目標設定や新たな挑戦への意欲が低く、過去の成果に満足して停滞してしまうのです。
このような性格は、低い自己評価から生じることも少なくありません。
自己を低く評価してしまうと、新たな挑戦に臨む自信が持てず、結果として自分を高める意欲を持てないのです。また、現状に甘んじてリスクを避け、変化や成長に対する恐れから目を背けてしまいます。
責任を他者に頼みがちな性格
「やればできる」と一般に言われる人の中には、自分の責任や役割を他人に任せがちな人もいます。
自分の行動や選択の結果に責任を持つことを避け、他者に期待や責任感を託して自分の不安を和らげようとします。また、責任を他人に押し付けることにより、失敗への恐れを避け、自己評価を維持しようとする傾向もあります。
他人に任せることで、自己の主導性が不足したり、他者への依存度が高くなったりすることもあるため、「他の人がやった方がいい」「自分がやらなくても誰かが対応してくれる」という考えを持ってしまい、自身で行動する機会が減るのです。
失敗を恐れている
「やればできる」と評される人々の一部は、失敗への恐怖から一歩を踏み出さないケースも存在します。新しい挑戦やリスクを避け、成功よりも失敗のリスクに目が向いてしまい、結果として強烈なストレスを感じ、行動不能に陥ってしまうことがあります。
この失敗を恐れる心理は、以前の失敗の記憶や社会的圧力が関連しているとされます。失敗による傷や挫折が原因で、他者からの評価を過度に気にし、リスクを避けてしまう傾向にあります。
そうなると、新しい試みに対する恐れから、やる気を出せずにいる事態に至るのです。
基本的な能力が高い
また、「やればできる」と言われる人々には、元々備わっている基礎能力が高い方も少なくありません。能力のある人たちは、簡単な任務や作業をすらすらとこなすのが上手です。それにもかかわらず、新規の挑戦や複雑なタスクを敬遠する傾向も見られます。
これは、自己の能力に満足し、安穏とした状態を望む心境が影響しています。得意な分野で卓越した結果を残せる故に、その領域を飛び出し新しい分野に手を出すことに二の足を踏むのです。変化を避け、成長を止め、結果としてやる気が下降気味になることも。
そのため、卓越した能力があるにも関わらず動機付けされないのは、このような心理状態が背景にあるからです。
やる気スイッチを入れる秘訣
実力がある人を行動に移させるには、その人たちへの自信の注入が欠かせません。異なる環境であっても、「私にはできる」という信念さえあれば、意欲も自ずと湧いてくるのです。
確固たる自信を育むために重要なのは、何回もの成功を体験することです。初めは些細なことで良いので、彼らには未知の仕事や挑戦を任せて、小さな成功の積み重ねを経験させてください。
それが彼らの自信に変わり、気づけば動機づけも自然に高まるでしょう。
ただ単に意欲が湧かないわけではなく、自己信頼の不足が背景にあるケースが少なくありません。その核心を押さえたアプローチが非常に重要です。
「やればできる」は評価されている証拠
「やればできる」と認められることは、あなたの能力が高く評価されている証拠です。もしその言葉をよく耳にするのであれば、自信がなく感じていても、実際には他人から高い能力を持っていると見なされています。
ですから、自分自身をもう一度見つめ直し、小さなステップから新しい挑戦を始め、自分がどのような人物かを再認識することが大切です。
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